引っ越し費用はいくら?距離と人数から相場を計算する

今の住まいと引越し先を入れると、道のりの距離を測って「距離帯 × 世帯人数 × 時期」の公表相場に当てはめ、概算のレンジを表示します。金額は各社が公表している相場をそのまま引いたもので、使った出典は結果の下に出します。

市区町村名・駅名・都道府県名のどれでもかまいません。

入力された地名はサーバーに保存しません(計算のあと破棄します)。

地名がうまく読めないとき:距離帯を自分で選ぶ

ここを選ぶと、地名の入力なしでもその帯の相場を表示します。

引っ越し費用の相場は「距離 × 人数 × 時期」で決まる

引っ越しの見積もりは業者ごとにばらつきますが、相場を動かしている軸は3つしかありません。運ぶ距離、荷物の量(≒世帯人数)、そして引っ越す時期です。下の表は引越し侍が利用者アンケートから公表している平均額を、そのまま転記したものです。上の電卓は、この表を住所から測った距離で引き当てているだけで、独自の計算はしていません。

通常期(5月〜1月)の相場

距離単身(荷物少)単身(荷物多)2人3人4人以上
〜5km36,245円46,575円73,680円83,863円94,501円
〜15km36,499円46,901円74,196円84,450円97,675円
〜100km41,652円50,675円88,146円100,827円106,901円
〜500km67,015円84,150円144,542円176,343円178,083円
500km以上88,618円120,838円242,713円256,506円301,302円

繁忙期(2月〜4月)の相場

距離単身(荷物少)単身(荷物多)2人3人4人以上
〜5km46,981円54,140円95,900円105,747円115,240円
〜15km47,310円54,519円97,344円118,555円144,968円
〜100km56,547円70,339円118,283円151,353円174,603円
〜500km98,239円124,747円213,165円287,265円290,100円
500km以上127,510円179,709円299,151円372,772円418,759円

出典: 引っ越し費用の見積もり料金相場を単身・家族や距離別で!(引越し侍)(2026-08-23 閲覧)。同ページの注記によれば、数字は利用者アンケートから算出された平均額です。「荷物少」は実家から賃貸へ、「荷物多」は賃貸から賃貸へ移る場合の区分です。

3月に引っ越すと、10月の約2倍になる

3つの軸のうち、自分の意思で動かせるのは時期だけです。そしてその効き方が、いちばん大きい。引越し侍が公表している月別の平均額を見ると、単身は10月の37,903円に対して3月は73,180円。同じ引っ越しが約1.9倍になります。

世帯いちばん安い月いちばん高い月(3月)
単身37,903円(10月)73,180円約1.9倍
2人74,508円(1月)127,907円約1.7倍
3人79,694円(9月)150,477円約1.9倍
4人79,169円(12月)169,613円約2.1倍

出典: 引越し料金相場の早見表(引越し侍)(2026-08-23 閲覧)の月別平均から、最安月と3月を抜き出したもの。倍率はその2つの数字から計算しています。

新生活の都合で3月・4月を動かせない人は多いはずですが、1週間ずらして4月中旬にするだけでも下がります。同じ表で4月の単身平均は51,404円で、3月より2万円以上安い。「引っ越す月」は費用の最大の変数だと考えて日程を決めるだけの価値があります。

引っ越し費用を安くする方法(数字が公表されているものだけ)

1. 繁忙期を外す

上のとおり、効果が最も大きい。3月を避けられるなら、それだけで数万円単位で変わります。

2. 県をまたぐなら祝日を外す

同じ都道府県内の引っ越しなら、平日・土日・祝日でほとんど差がありません(単身で平日40,465円・土日40,930円・祝日40,030円)。ところが県をまたぐ引っ越しでは祝日だけが跳ね上がり、家族の場合は平日152,586円に対して祝日186,000円。約2割の差です。長距離ほど「何曜日か」が効きます。

出典: 引っ越し費用は平日と土日でどれくらい違う?(引越し侍)(2026-08-23 閲覧)

3. 荷物を減らす

ダンボールの数と料金の関係も公表されています。80箱で146,128円、60箱で131,843円。20箱減らすと14,285円下がる計算です。捨てるか売るかを引っ越し前に済ませるほど、運ぶ量そのものが減ります。

出典: 3人・4人・5人家族の引っ越し費用相場は?(引越し侍)(2026-08-23 閲覧)

4. 複数社に同時に見積もりを取る

「相見積もりで◯%安くなる」という統計データは、調べた範囲では公表されていませんでした。ここに数字は書きません。ただし引っ越し料金には定価がなく、トラックと作業員の空き状況で決まる以上、同じ日程を複数社に当てて初めて自分の条件での底値が分かる、という構造は変わりません。上の電卓の結果の下に一括見積もりへの導線を置いてあるのはそのためです。

見積もりの内訳と、知っておくべき2つの規定

引っ越しの見積もり額は「運賃(距離と時間で決まる基礎の部分)」「実費(高速代・人件費・梱包材など)」「オプション料金」に分かれます。相場表に含まれるのは基本作業ぶんまでで、次のような作業は別料金です。

オプション相場
エアコンの取り外し工事5,000〜15,000円
エアコンの取り付け工事15,000〜25,000円
ピアノの運送40,000〜50,000円
乗用車の運送25,000〜35,000円

出典: 引越し侍(2026-08-23 閲覧)

もうひとつ、日程が動きそうな人が先に知っておくべきなのがキャンセル料です。国土交通省の標準引越運送約款では、解約・延期手数料の上限が前々日は運賃及び料金の20%以内、前日は30%以内、当日は50%以内と定められています(平成30年6月1日施行)。民間の解説記事には改正前の古い料率(前日10%・当日20%)を載せたままのページが残っているので、一次資料で確かめてください。

出典: 標準引越運送約款等の改正について(国土交通省)(2026-08-23 閲覧)

よくある質問

結局、引っ越し費用はいくら見ておけばいいですか

同じ市区町村内なら単身で約3.6万円〜4.7万円、4人家族で約9.5万円〜11.5万円(下が通常期、上が繁忙期の平均)。500km以上の長距離になると単身で約8.9万円〜12.8万円、4人家族で約30万円〜41.9万円です。自分の住所と条件を入れると、この表から該当する額を引き当てます。

3月・4月はどれくらい高くなりますか

月別の平均で見ると、3月は最も安い月の約1.7〜2.1倍です。単身なら10月の37,903円に対し3月は73,180円、4人家族なら12月の79,169円に対し3月は169,613円でした。

この金額はどこから来ていますか

引越し侍が利用者アンケートから公表している相場表をそのまま引いています。当方が独自に計算・補間した金額は含みません。距離だけはOpenStreetMapの経路データ(OSRM)で実際に測っています。使った出典は計算結果の下にも表示します。

荷物が多いとどれくらい変わりますか

単身については「荷物が少ない(実家から賃貸)」「荷物が多い(賃貸から賃貸)」の2区分が公表されており、フォームの「荷物が多め」で切り替わります。同一市区町村内の通常期なら36,245円と46,575円で、約1万円の差です。2人以上の世帯には荷物量別の公表データが無いため、金額は変えず注意書きだけを出します。

予約したあとキャンセルすると、いくらかかりますか

標準引越運送約款の上限は、前々日20%以内・前日30%以内・当日50%以内です。実際に何%請求されるかは契約した業者の約款によるので、見積書に添付された約款を確認してください。

入力した住所は保存されますか

保存しません。距離を測ったあとその場で破棄しており、データベースにもアクセスログにも書いていません。記録しているのは「一括見積もりのリンクが何回押されたか」という日別のカウンタだけで、これは誰が押したかを含まない数字です。